2022年03月28日

サツマヒメカマキリ幼虫の今日

都城市 志和地

思いがけず朝は雨が降っていて、予定していた観察会は一旦は延期となったのだが、
児童館図書室で子供たちの撮った写真展示の鑑賞会を行っているうちに、空が明るくなってきた。
そこで、時間を繰り下げて午後から観察会を行った。

スジグロシロチョウがポツポツ、飛んでおり、オスを捕らえた女の子が、

「レモンのような良い匂いがする!!」と他の子にも匂いのお裾分けをしていた。

匂いの体験は他にも、ユミアシゴミムシダマシ(ニンニク醤油 or 朝鮮人参)、
クサギカメムシ(パクチー)、アトモンアオゴミムシ(看護婦さん or 病院の香り)、など。
いづれも特有の香りに、子供たちの反応もそれぞれだった。

土中に半分埋もれた根の腐朽部から掘り出された、カブトムシの幼虫。
過密なためか痩せて小柄な幼虫が多い。
これも子供たちが積極的に見つけた穴場だった。カブトムシに混じって、ノコギリクワガタの幼虫もいた(写真画面中央右端)。

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  E-M1 MarkV  ED 8-25mm F4.0 PRO

三股町

イチイガシで去年から継続観察している、サツマヒメカマキリ幼虫は、距離にして20センチほど移動したものの、
その場に留まっている。近づけばこちらに頭を向け、反応はするので、いざ危険を察知すれば跳ね飛んだりするかもしれない。越冬明け後、この幼虫が羽化する5月後半までには、まだ一ヶ月以上もある。
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 E-M1 MarkV ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8



posted by やまかます at 19:32| カマキリ