三股町
クヌギの幹では、クヌギカメムシの1齢幼虫たちが育っている。
写真画面中央の幼虫群は一番早く孵化したので、体のサイズが両端の群れより一回り以上肥えている。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (深度合成)
羊羹のようなゼリーのような塊に顔を突っ込んで、幼虫たちはこれを糧として成長する。
この間、2回脱皮をして3齢となると、やがて樹上へと分散し枝葉から吸汁するようになる。
ゼリー状物質には共生細菌も含まれており、メス親の体内から幼虫たちに伝達される仕組みにもなっている。
イチイガシのそばの棒杭に、アカギカメムシがいた。
ひっくり返してみると、オスと判った。
先月にも少し暖かい日にイチイガシの根元で姿を見たことがあるが、
どうやら無事に冬を乗り切れたようだ。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
2022年03月05日
クヌギカメムシ1齢幼虫
posted by やまかます at 18:02| カメムシ