2022年01月04日

ヒゲナガサシガメの目玉模様

三股町

遅い紅葉は、クサイチゴ(落葉低木)。

クマイチゴと-3041554.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

翼果が風に舞う、オトコエシ
たった一株だけ残っていたドライフラワーの高さは、約70センチ。
同科同属のオミナエシに比べて、花が白く地味なことで「男」と名前についたそうだが、果実は実に繊細でしばし見惚れてしまう。

オトコエシ果実-3041541.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

自宅林のシロダモの葉をめくってみれば、ヒゲナガサシガメの越冬幼虫がいた。
このシロダモではウラギンシジミも越冬中

ヒゲナガサシガメ幼虫-3041521.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

ヒゲナガサシガメ幼虫の腹部上面には複眼とそっくりで盛り上がった模様が一対ある。
そっくりと言うより、この偽の模様の方がより目立っている。
ヒゲナガサシガメ幼虫-3041495.jpg
 OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  マクロフラッシュ STF-8

毎年、箱根駅伝は、テレビやラジオの中継を観たり聴いたりはしている。
順位が目まぐるしく入れ替わるのも面白い。
正月二日目には昨年暮れから再読していた山岸涼子・作品集『甕ののぞきの色』(秋田書店)を書棚に戻しながら、次は何を読もうかとなって、ふと、数年前に読んだ山本一力・作『かんじき飛脚』(新潮文庫)を引っ張り出して昨夜からこれも再読を始めた。
駅伝を見ていて昔の飛脚はどんなだったろうか、という素朴な疑問が湧いた。
実際、地方と江戸をどの程度の日時を掛けて走っていたのかとか、道中いろんな事故や事件もあったろうに、どんな対策や決まり事などがあったのか、飛脚人足の人材確保の苦労や人選方法とか、、、。
その辺りの暮らしのディテールなども感じ取れると物語は一層面白い。
posted by やまかます at 21:05| カメムシ