2022年01月03日

はやにえレストラン

三股町

昨年の12月5日にクリ林で見つけたハヤニエのフクラスズメは、長いことそのままの姿を晒していたけれど、
今日覗いてみれば姿を消していた。おそらくここ1週間の間だろう。
モズ自身が食べたか、あるいは他の鳥(ジョウビタキが一番怪しい)が失敬したか?

昨年の冬、クワに立てられたイナゴのハヤニエをジョウビタキが食べていったのを撮影している。
他の鳥ではシジュウカラもハヤニエを食べるところを見ている。その時はカナヘビだった(清瀬市野塩)。
カリカリの乾燥食であっても、獲物が乏しい厳冬期においては貴重なタンパク源になることだろう。

他のクリを調べてみると、次々とハヤニエが見つかった。

ヒメクダマキモドキ
だいぶ古い。
ハヤニエ-1030039.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS GODOX TT350

トノサマバッタ幼虫
比較的新しい。この辺りでは卵越冬と幼虫越冬の両方が見られる。成虫もかなり遅くまで残っている。
ハヤニエ-2038586.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

ツチイナゴ
腹部が食べられたようで、消失している。
ハヤニエ-2038618.jpg
  OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

コカマキリ
腹部付け根からど真ん中をグサリ!! 少し古い。
コカマキリのハヤニエを見つけたのは過去を含めてこれで3例目だが、カマキリ類のハヤニエはそう頻繁に見つかるものでもない。
ハヤニエ-1030052.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS GODOX TT350

しわざのヌシ、モズ
ハヤニエ-1030017.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 20:52| しわざ