三股町
雲の流れが速く、どんより曇っていたかと思えば一瞬にして青空が広がったり、の繰り返しだったが、
気温はかなり低め。日が高くなっても畑の霜柱がしばらくは残っていた。
画面右端クヌギの樹上ではカワラヒワの群れが羽を休めている。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
草もみじの、ワレモコウ
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
クマイチゴ(落葉低木)
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
庭のクヌギの根元近くに、ギンシャチホコの繭があった。
繭はおそらく、今夏、7月に紡がれたものではないだろうか。
このクヌギでは7齢まで成長過程を継続観察していたのだが、かなり成熟した段階で姿を見失っていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
繭上部には羽化の際に突き破った脱出口が空いていたので、無事に成虫となって旅立ったようだ。
繭糸には樹皮が細かく掻き取られて練り込まれたようになっているので、樹皮にそっくりで隠蔽効果は抜群。
しかも繭壁は多重構造で堅牢にできており、海辺の岩牡蠣のように樹肌にガッチリ張り付いている。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
先日、コナラの幹で見つけた繭2個を開けてみると、
一つには蛹が(画面右)、一つには寄生バチの繭が入っていた。
同じコナラの幹に上下に並んでいたもので、外見からしても同時期に営繭したものだろう。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX DE300
ギンシャチホコは年2化で蛹越冬。
クヌギで見つけた繭は第2化、そしてコナラで見つかった2個は第1化だろう。
2021年12月19日
ギンシャチホコ、繭の運命
posted by やまかます at 17:19| ガ