2021年12月14日

「の」の字型イモムシ

三股町

近所の公民館の植栽にはサネカズラ(ビナンカズラ)の蔓が茂っていて、赤い果実が見頃となった。

サネカズラ-2147882.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

高所に垂れた果実を見上げていたら知り合いの方が通り掛かって、

「あれ?こんな高いところにあったんだね。気付かなかったわ。綺麗ね」

「花も綺麗ですよね」と応えた私だが、
花の時期は例年見落としているので、来年こそはしっかり見ておきたい。

先日、シジュウカラがクヌギの梢でヤマトカギバ幼虫を啄んでいた。

折り重ねた葉の隙間から器用に引っ張り出していた。虫にしてみればいくら身を隠しても安全とは言えないわけだ。
蛹越冬のはずだが、まだ幼虫がいることをシジュウカラから教わったので、
気にかけていたら仕事部屋のすぐ脇にあるイチイガシの葉上にチョコンといた。
近くの葉には食痕があった。

まずは自然光のみで撮影。
ちょうど朝陽が低く射していて、日向と日陰のコントラストがキツい。
ヤマトカギバ幼虫-3140344.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

上写真でもかまわないけど、ストロボ光を少し加えて、画面左の影を明るめにおこしてみた。
ツインマクロフラッシュの左側発光部だけを弱めに照射。葉表面の白いテカりを抑えることができた。
ヤマトカギバ幼虫-3140345.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8+自作ディフューザー


〜ストロボ機材について〜

ツインマクロストロボがない場合は、カメラからストロボを離して任意の位置から照射する。
最近は無線コントロールで遠隔発光できるストロボシステムが色々選べるので便利になった。

私はGODOXのストロボTT350と、コントローラー(フラッシュトリガー)のXPro Oを主に使っているが、ケーブルもなく取り回しがいいのだけど、コントローラの電源管理(単三2本)も必要なのが欠点と言えば欠点。
キャノンの新しいミラーレスカメラシステムでは、このコントローラの電源もカメラボディから供給される方式になってしかもかなり小型化している。そういう時代になったかと感心するのだが、キャノンの新しいミラーレスカメラは結構なお値段。
電源がストロボ本体1箇所で済むツインマクロフラッシュは手軽さはあるけれど、ケーブルが邪魔と言えば邪魔、、、、、まあ、それぞれの機材には一長一短がある。現場の状況などにより使い分けている。


posted by やまかます at 19:48|