2021年12月01日

強風の中、カマキリ2種

三股町

雨は上がって陽射しが戻ったものの、冷たい北風が吹き荒れた。
そのせいか、庭のナツフジにいたコミスジ越冬幼虫は葉っぱごと落下してしまった。

先日、葉上に残っていたゴマダラチョウ幼虫の体色がわずかに茶褐色へと変わっていた。
4頭のうち茶褐色の幼虫2頭は地上へと降りたようで姿が消えていた。
落ち葉の下から緑色型が見つかることもあるので、茶褐色になってから降ると決まってはないようだが、落ち葉色になってから降るものが多いかとは思う。

ハラビロカマキリ-2016264.jpg
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

庭のネズミモチの梢に隠れるように潜んでいたのは、コカマキリ♀。
強風を避けるためでもあるだろう。
ハラビロカマキリ-3015064.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

樹下に寝そべって仰ぐ格好で撮影してみた。
ハラビロカマキリ-3015079.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350


うちの林で一番大きなイチイガシでは一昨年の2019年、サツマヒメカマキリ越冬幼虫を見つけたのだが、
ふとそのことを思い出して、ちょうど通りかかった際にふと梢を見上げれば、まさにその幼虫が今日もいた。
タンキリマメ-2016307.jpg
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

あまりの偶然に驚いたが、今日の幼虫はまだ亜終齢なのか翅芽が無いように見える。
このあとポロリと落下してしまい見失ってアップを撮れなかったので、トリミングした写真がこちら↓。
タンキリマメ-2016307-2.jpg


イチイガシの近くで毎年、赤い果実をつける、タンキリマメ
タンキリマメ-2016289.jpg
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro



posted by やまかます at 20:01| カマキリ