2021年11月19日

越年蝶

三股町

午前中は宮崎市内の小学校で講演を行ったので、近所のフィールドを歩いたのは午後1時過ぎからだった。
帰宅途中「あとひきネギラーメン」を食べた。ほんとうに久々のこと。

陽射しがかなりきつく、思わず薄手のパーカーさえも脱ぎたくなるほど。
多くのチョウが舞っており、足元からは次々と大きなトノサマバッタが跳ね飛んで行く。

知り合いの方が畑に出ていて、「いっぱい、ほら!チョウが飛んでいるよ」と声をかけてくれた。
その方と二人並んで谷津田の風景を眺め話していると、目の前でモンキチョウの雌雄が絡むように飛び始めた。
そのうち別のオスも加わり、3頭がちらちらと忙しく舞い続ける。
白い方がメスで、2頭の黄色いオスは一生懸命、求愛していますと実況中継さながら。
実況していたので撮影ならず。
「蝶々も、たいへんやね〜」と、知り合いのおばさまもしきりと感心していた。

モンキチョウ-190201.jpg


メスのモンキチョウが、地面スレスレに舞っていたので近寄ってみれば、次々と産卵していた。
これはカラスノエンドウだろうか?
モンキチョウ産卵-190070.jpg

肉眼ではやっとわかる程度の小さな卵が、点々と付いていた。
モンキチョウ卵-3194016.jpg

モンキチョウ卵-3194015.jpg

卵はもうすぐ孵化しそうなのもあるが、これでは餌不足に落ち入りそうだ。きっとあちこち、食草を探し歩くことになるのだろう。モンキチョウの幼虫は少しづつ成長しながら、冬を越す。

ヒメアカタテハの元気な姿も多かった。
ヒメアカタテハ-190265.jpg


〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

OM-D E-M1 MarkV
ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 +接写リング
マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 18:18| チョウ