三股町
午前6時49分
ねぐらで朝を迎えた、ヒメアカネのオス。
夜露をびっしり纏った4枚の翅は、前翅を上に後ろ翅を下にと曲げてX型にしている。
前から気になっていたのだが、翅を水平でなくこうして交叉する理由とはなんだろう?
日が昇って気温が上がると翅についた雫は弾き飛ばし、その時に4枚の翅は水平に揃う。
自宅林を歩いていて思わず足を止めた。
すぐ目の前の地面を、アカイラガの幼虫が歩いていたからだ。
先端が赤い肉質突起のほとんどを捨てて身軽な姿になっているので、営繭場所を探し歩いていたのだろうか。
カメラをガッチリ構えて、深度合成撮影をしてみた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
マクロフラッシュ STF-8