2021年11月13日

オオカマキリのペア

福岡県 福津市 竹尾緑地

昨夜は雨も降ったりして荒れ模様だったようだが、今日は昼前から晴天となった。
鳥栖市から1時間40分ほどかけて古賀市に移動。明日の観察会の下見をしたあと、
すぐお隣の福津市、竹尾緑地で観察会を行った。
竹尾緑地では以前にも数回、季節を違えて観察会を行っている。

湿地のヘリの棒杭で見つかった、オオカマキリのペア。
すでに産卵期も後半に入っている頃合いである。まだオスが残っていることに驚いた。
メスは褐色型。このペア、遠目だとあっさりと素通りしてしまいそうだ。
オオカマキリ交尾_Z3133520.jpg

このペアのすぐ近くの杭で、緑色型メスもいた。
オオカマキリのメスには、褐色と緑色の2型がいることを話していると、さらにもう一頭、少し小振りなカマキリがいた。
なんとそれが、チョウセンカマキリのメスだった。これはラッキー。
オオカマキリとの違いを胸の模様や後ろ翅の模様などで見てもらった。
チョウセンカマキリのメスはまだまだ元気で、摘んでいる私の手のひらに噛みつき、皮膚が抉られて小さな穴ができた。
おちょぼ口だからと言って、侮れない。

このあとは女郎蜘蛛の産卵や、虫のしわざ各種、など見て回り、1時間半の観察歩きがあっという間に終了。
古賀市に引き返し、明日の講演会の準備。

竹尾緑地で見つけたナナホシテントウをケースに入れておいたら、マウントしているペアがいた。
ナナホシテントウ_Z3133526.jpg

さて、ナナホシテントウ雌雄の判別は、ルーペくらいの倍率で見てわかるものだろうか???

〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:55| カマキリ