2021年11月11日

越冬場所を求めて

三股町

昨日、カラムシの葉裏でビバークしていたキタキチョウは、今朝になって10時過ぎに姿を消した。
ちょうど晴れ間が出ていた時だったが、昨日に引き続き今日も天候不順で、晴れ間は一時だけ。
翅に異常があるように見受けたが、飛翔には差し支えなかったようだ。
気温も低めで、あったかいコーヒーを何杯も飲んでしまう。

ナツフジの蔓が複雑に絡んでいるネズミモチの梢を眺めてみた。
もちろんコミスジ幼虫を探すのが目的で、すぐにも幼虫の姿を発見。
この幼虫は越冬場所を吟味していたのか、やたら上へ下へと歩き回っていた。

いやまさか!?とは思うが蛹化場所を探し歩いていた可能性もあるだろうか。
コミスジ幼虫-111313.jpg

その傍ではずっと何日も動かない幼虫もいて、個性の違いを感じる。

ネズミモチの梢に引っ掛かっていた落ち葉を手に取ると、小さなキノコがたくさん生えていた。
キノコ落ち葉-3113401.jpg

キノコ落ち葉-3113408.jpg


手塚治虫 著:『陽だまりの樹』(全6巻)を久しぶりに読み直している。
舞台は幕末激動の時代。シーボルトが日本から追放されてしばらく経た頃だろうか。

〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

OM-D E-M1 MarkV
ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 20:31| チョウ