三股町
庭のユズには、ナガサキアゲハの若齢幼虫が2頭いた。寒さが厳しくなる前に蛹化できるかどうか危うい。
例年、遅く産卵されたナガサキアゲハやモンキアゲハの幼虫が成長し切れず死んでしまうことは珍しくない。
そのユズの葉っぱをしばらく眺めていたら、葉裏に何やらゴミがついているように見えた。
手繰り寄せてみれば、ギボシヒメグモの親子たち、だった。
画面中央右寄りに母蜘蛛がいて、その周りを子蜘蛛が取り囲んでいる。
葉裏には食べかすとなった昆虫の死骸や、子蜘蛛の脱皮殻などが雑然と放置されているので、見た目は汚らしい。
少しは掃除でもしたらどうだい、と思いたくもなるが、この雑然としたのが天敵の目を欺く戦略にでもなっているかな?
子蜘蛛の中にはやけに小さいのがいる。成長が遅れているのか、それともオスだろうか?
ユズの近くで、穴掘り作業をすること2時間。掘り出した土の山に取り囲まれた。
大人一人が浸かれる浴槽ほどの穴ができた。
土中にいるはずのお目当ての虫がなかなか見つからない。
そのうち出るさ!と自分を宥め励ましつつ掘り進むうち、
なんだか自分の墓穴を掘っているような気がしてきた。
午後4時過ぎ、これは無理!と、ついにギブアップ。
これだけ掘ったのだから、この大きな穴は何かに活用したいとも思う。人工池にでもしようか、、、。
蛇口も近いし。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2.8
FL-LM3
マクロフラッシュ STF-8
EF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STM