延岡市立植物園
午前6時、昨夜から降り始めた雨はとっくに止んでいて、雲は多めながら青空も少し出てきた。
そう言えば、昨夜泊まったホテルの部屋は6階だったけど、就寝中ずっとマツムシの「チンチロリン♪」という
鳴き声が聴こえていた。
ホテルは川べりにあり、眼下の河岸には細長く草原が続いていたから、そこで鳴いていたのだろう。
午前9時半〜延岡市立植物園で予定通り、昆虫観察会を行うことができた。
主催は二日間とも『ととろ三人の会』。
ハゼノキの葉表にいたのは、クロモンカギバの中齢幼虫。
鳥の糞にそっくりな姿とポーズだ。
植物園の遊歩道沿いにボロボロノキがあって、ここでは例年、ベニツチカメムシが繁殖している。
しかし、先月の下見でも群れは見つかっておらず、今日もやはり確認できなかった。
今年は何らかの理由で繁殖しなかったのだろうか?
昨日の愛宕山では、群れを見てもらったが、群れの数が写真の一群のみでここでも少なかった。
10月30日撮影
観察会終了間際、池のそばにある大きなクヌギの幹で、
ヒメクダマキモドキのメスが産卵していた。
延岡市立植物園
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
(ヒメクダマキモドキ写真のみ)
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
GODOX TT350