三股町
午前7時30分
朝一番、林縁のタテハモドキねぐらを覗いてみた。一箇所に3頭を筆頭に全部で8頭を確認できた。
止まっている葉っぱは枯れているものと緑葉のどちらもあって、特に選んでいるようには見受けない。
下写真の枯れ葉はアカメガシワの落ち葉だろう。
アスファルト路面でじっと佇んでいた、イモリ。
「そこじゃ、ヤバかよ」
落ち葉が積もった路肩にそっと移しておいた。
午前8時頃から雨になった。かなり気温も低め。
ところが午後になってから急に青空が広がり始め、すっかり秋晴れになった。
午後4時15分
道沿いのセイタカアワダチソウで、オオスズメバチが獲物を抱えていた。
獲物はヒメクダマキモドキのオスで、脚と翅が次々と噛み切られ、最後にフンが溜まっているお尻の部分が切り落とされると、あっという間に肉団子に丸められた。
写真は腹端を噛み切るところ。
日中シンクロのシャッター速度が1/125と遅く、ブレてしまった。
昨日のキイロスズメ幼虫は順調に育っているようだ。
背面の模様が目をひく。
先月から始まったすぐ近所のスギ伐採作業は大詰めとなった。
写真画面のAとBの矢印で示した間の杉も伐採予定のはずだが、何故か後回しになっている。
つまりここは伐採エリアの南端の縁になるのだけど、これまでの作業手順を見ていると、縁は後回しにするようだ。
Aの位置にある一番高い杉は、もしこれが倒れると、我が家の敷地、及び建物にも被害が生じる危険性が大。
以前から伐採してほしいと願っていた杉だ。
なにせ台風のたびに、杉の倒木があちこちで発生しており、現にうちの林に倒れ込んだこともある。その時は自然観察路を塞ぐ形で倒れ込み、除去作業にはえらい時間と労力を要した。
中途半端に残すことなく伐採してほしいと願っているが、他の場所の伐採地では境界線のスギを数本残していたりするのでなんとなく嫌な予感がしないでもない。一列にされたスギは、強風をもろに受けやすくなるはずだ。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
ストロボ FL-LM3
(キイロスズメ幼虫写真のみ)
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
※今月23日から開催中の『木城えほんの郷』での写真展の開期は来月21日まで。
11月3日には、午後1時30分からギャラリートークを行います。
今回の写真展のテーマは開催時期に合わせて、真冬を中心に秋冷と早春の時期を含めた、昆虫の姿、生き様を納めた写真で構成しています。華やかな活動はないけれど、静かな森や草はらで出会った小さな生きもの達です。
2021年10月25日
オオスズメバチの肉団子作り
posted by やまかます at 20:00| ハチ・アリ