2021年10月16日

ハリガネムシ、絡む

三股町

道路に滲み出た湧き水。そこに、ポツンとハラビロカマキリのメスがいた。

水辺に佇む理由とは、アレだろう!?

さっそく、ハラビロカマキリの腹部を摘んでみた。すると、ほどなくカマキリのお尻から、
ハリガネムシがニュルニュルと出てきた。
ええ!?こんなぶっといのが入っていたの!と驚く。
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けれど、いつもと少し様子が違う。途中から気づいたのだが、ハリガネムシが2匹絡んでいた。
つまり、2匹がほぼ同時に出てきたのだ。
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細くて小さい方が、太くて長い方に絡んでいる。
よく見えるように水溜りから引っ張り出してみた。
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絡み方が尋常ではなく、ガッチリと結んであるという感じだ。
撮影してから側溝の水溜りに戻してみたが、結び目は解けそうに無かった。

これまでにもハリガネムシが出てくるところは何度も見ているけれど、2匹が同時に出てきたのは初めてのこと。

ハリガネムシを宿していたハラビロカマキリのメスは、脱兎のごとく逃げて行った。
意外にも元気な姿に驚いた。

まだ姿が少ない、モンシロチョウ。気温が高い日が続くせいだろうか。
そう言えば、ナナホシテントウの活動も見ていない。
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〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 20:12| カマキリ