2021年10月02日

三股町

昨日、破れて傷んでいたナガコガネグモの網は修復されていたものの、帯糸が下側だけで中途半端。
若干、糸の乱れも残っている。
ナガコガネグモCanon-2431.jpg

今朝は、フルサイズのEOSカメラとレンズで撮影してみた。長いことカメラ庫(乾燥庫)に入っていたおかげでカメラもレンズもカラッとしている。
けれどOLYMPUSのマイクロフォーサーズカメラに慣れてしまうと、重くてたまらない。こんなのを2台と機材フルセットを担いで歩いていたなんて、今では信じられない。もう戻ることはできない。

少し離れた場所には、網の状態や帯糸など、形としてはほぼ100点満点にも関わらず、背景が雑然としていて網が浮き立たない。
コガネグモ1002-2421.jpg

撮影立ち位置も土手斜面にあり、土手に大きなトンネルでも掘らない限り、網から距離をとることができない。
整った網に限って撮影条件には合わない、ということがほとんどだ。

ナガコガネグモの網の大きさ(直径)は、クモの体の大きさにはあまり関係なく、むしろ網を張る空間の大きさや足場の形状に左右されるようだ。大柄なのに関わらず、狭い草間でコンパクトなサイズの網を張っている光景はよく見る。

帯糸は上下に2本かどちらかに一本、そして、定位置に円状の座布団を拵えている。座布団の大きさはまちまち。
コガネグモ1002-2446.jpg


昨日は4本の帯糸をX字型に掛けていたコガタコガネグモ。
今朝は、上下斜め2本が消えていた。
コガタ-3020019.jpg

糸は食べて再利用するはずだ。帯糸の役割や目的はまだわかっていないようだが、作り方をみているとますます不思議でならない。帯糸は無くても特に問題はないようだ。

農道に垂れていたオヒシバの花穂を食べていた、トノサマバッタ
トノサマバッタ-3019791.jpg

3メートル離れた位置から撮影した後、そっとにじり寄ってみたが、一瞬にして跳ね飛んでしまった。
とても警戒心が強く、よほどのことがない限り近寄らせてくれない。

「アゲハねぐら通り」の杉林では伐採木の搬出が佳境に入っているが、今朝からさらに隣の杉林の伐採も始まった。
伐採範囲は「通り」の4分の1と前に書いたけど、この先伐採が進めば距離にして半分近くになるようだ。
その隣(画面右)の杉林との境界線(曲がり角)にイチョウの大木があるが、これも伐採するのだろうか?
伐採-2478.jpg



〜使用機材〜
EOS-5D MarkV
EF70-300mm F4-5.6L IS USM
EF17-40mm F4L USM

下写真2枚(コガタコガネグモとトノサマバッタ)
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 19:36|