三股町
昨日、蛹化したキチョウの蛹が色付いていた。
予想に反して、脱皮殻はそのまま残っていた。
もしも、この蛹がメスであったなら、いづれここにオス達が通って来るようになるはずだ。
そうあって欲しいと期待している。
クモの網は種類ごとに特徴があり、網の形を見るだけでどのクモが作ったものか、ほぼわかる。
ところが、典型的な網の姿を写真に撮るのは、意外と難しい。
図鑑に使えるような写真というのは、探してみると少なく編集者も困るようだ。
今の時期、ナガコガネグモが最盛期でもあり、ナガコガネグモの特徴を備えた網を撮っておきたいと思い、先日から毎日、下の谷津田に通っている。(運動も兼ねて)
網は至る所に張ってあるけれど、いくら形が整っていても、撮影条件に合わないものがほとんどで、ようやく見つけた優等生に食らい付いてみた。
しかし、網糸は獲物が掛かったり、雨風で崩れるもするので、時間帯や天候の状況も合わせて、全ての条件が揃うタイミングがなかなか巡って来ない。
通い始めて四日目の今朝、ようやくなんとか撮影条件が揃った。それも天候不順の中、わずかの時間だけ陽射しが出た一瞬に近いチャンス。
帯糸がちょい弱いのが玉に瑕。
晴れ間は、ほんの一瞬だった。
ナガコガネグモの網を撮影し終えて歩き出してしばらくすると、雨模様になった。
ドヨウオニグモの円網
ジョロウグモの馬蹄型網
ジョロウグモはそれこそ、星の数ほど網が張られているが、こちらも撮影条件が揃うのはわずか。
ジョロウグモが本格的になるのはまだ少し先でもある。
〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS