三股町
午前5時半。
ヒグラシの清々しい鳴き声で目覚める。
すぐそれに続いて、ニイニイゼミが掛かりの悪いエンジンのように、ジ、ジ、ジ、、、とゆっくり鳴き始めた。
さらに、アブラゼミが勢いを得たかのように急ピッチで合唱に加わった。
三種混合、朝の合唱がひとしきり賑わった後、まるで潮が引くようにピタリと静かになった。
「案外早く終わったな」とコーヒー豆を挽く準備をしていると、コジュケイの甲高い囀りが林の奥から響いてきた。
時折、小雨がある程度だったけど、晴れ間が出たのはほんのわずかな時間だった。
とにかく蒸し暑い。
チリチリ肌を焼くような陽射しの下、ほんのいっとき仕事部屋のすぐ外のススキで虫探し。
室内のラジオからピーター・バラカンのDJで音楽が流れてくる。今日は特番で放送時間が長い。
ヒラタグンバイウンカ
拡大してみると派手な色合いをしているが、小さいし葉っぱに溶け込んでいて肉眼ではなかなか気付きにくい。
まずはシルエットで見つける。
エビイロカメムシ5齢幼虫
名前通りの「海老色」。成虫は肌色をしており、海老を連想するものは何も身に付けていない。
ヤブキリのメス
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
マクロフラッシュ STF-8
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
GODOX TT350
2021年08月07日
ススキ、オオチガヤの貼り付き虫
posted by やまかます at 21:13| 本