三股町
昨日、アカギカメムシの交尾していたカップルのうち、メスの2頭はそのままの場所に残っていた。
おそらく、この体勢で産卵するのではないだろうか。
同じアカメガシワの梢を見渡してみれば、すでに産卵を終え、抱卵しているメス2頭もいた。いづれも高さは地上から4メール近くあり、見上げているうちに首が痛くなる。
すでに抱卵している2メスに加えて、視界に入る範囲だけでも、今後、産卵するであろうメスは全部で4頭。
1頭のメスが150〜200個程度の卵を産むので、順調にいけばここのアカメガシワで少なくとも、900〜1,200個もの卵が誕生することになる。さて、実際にはどうなるだろう?
玄関前のタイル上に、ツチイナゴ幼虫を抱えた黒いハチがいた。体長は1センチ程度と小さい。
このハチは、ギングチバチ科のヌカガタアナバチ、のようだ。
地表に堀った浅いトンネル巣内に、数匹の獲物を貯え卵を産み付ける。
写真を2カット撮ったところで、軽々と獲物を引っ提げて飛んで行った。
クヌギの樹液亭は静かだが、日々、時間差で昆虫の顔ぶれが入れ替わる。
ヒラタクワガタ♂(8月2日、午前10時50分)
オオフタモンウバタマコメツキ(8月2日、午後3時40分)
カブトムシ♀とヤブキリ♀(8月2日、午後3時46分)
シロテンハナムグリ(本日、午後3時04分)
〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
フラッシュFL-900R