延岡市 愛宕山
午前8時30分、愛宕山の麓にて、オオスミコガネグモ♀の幼体を見つけた。
4年前の2017年8月の観察で予想したように、やはり愛宕山の全域に生息しているのだろう。
麓では一頭のみだったが(探索範囲は狭かった)、頂上に登るとそこには遊歩道沿いに次々と5頭の♀幼体が見つかった。
微妙に大きさのバラつきがあるものの、齢数はほぼどれも同じように見えた。写真の♀は一番大きい個体。
こちらは少し小さめ。
あっけなく次々と見つかったが、この先、成体まで無事に成長できるかどうか気に掛かる。
なのでしばらく間を空けてから、また観察に訪れてみようと思う。
が、それにしても、地元の三股町ではなぜ見つからないのだろう?
杉植林の面積が多く占めることが一つにはあるのだろう。自然林が残っている場所は、ほとんどが踏み込めないような急峻な山間部になっていることもあるだろう。
ベニツチカメムシはちょうど羽化時期だが、例年になく個体数が少ない。
愛宕山では過去に経験が無いほど、極めて少ない。市立植物園のポイントでは全く姿を確認できず。どうしたことだろう?
春から梅雨にかけての観察を今年はしていないので、経過がよくわからない。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
GODOX TT350
2021年07月29日
オオスミコガネグモ幼体
posted by やまかます at 19:34| クモ