三股町
冬の頃から時々滲み出ていた、クヌギの樹液がある。庭の西側にある台場クヌギだ。
流石に時折、途絶えることもあったが、暖かくなってさらに初夏を迎える頃からはずっと幹を濡らしている。
(7月14日撮影)
この一見美味そうな樹液に(しかも樹液の量はかなり多い)全く虫が寄って来ない。いついかなる時に覗き込んでも、1匹たりとも姿を見ないのである。
ところが、同じクヌギの少し上部の枝又など、他の数カ所で滲み出ている樹液の方には、虫が当たり前のように集まっている。
(7月14日撮影)
写真では、ウスヅマクチバとクロヒカゲ、カナブン、などが来ている程度で寂しいが、日によってはノコギリクワガタやヒラタクワガタ、ミヤマカミキリ、ゴマダラチョウ、と常連客の顔ぶれは賑やかだ。
同じクヌギの木の樹液でありながら、出る部位によって何かしら成分が違うのだろうか。そういう現象が何故起こるのだろうか?
雨の中、紡錘形の卵のうとそこに寄り添うオナガグモ♀の姿があった。
ジョロウグモは、まだどれも小さな幼体。大きくても頭胸部の体長は1センチ程度。
とは言え、小さいながらも網を張って獲物を待ち構えている。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
GODOX TT350+XPro O