三股町
朝から快晴、霧島山には大きな夏雲がわいていた。今日も気温は30℃越え。いかにも梅雨明けらしい天候だが、大気の状態は不安定のようだ。
コナラのギンシャチホコ幼虫の姿が見つからず、しつこく探していたらミヤマカミキリ♂がいた。小さなコナラだけど、コウモリガ幼虫巣から樹液が滲み出ているようだ。
幹に移動して営繭の準備に入ったのだろうか?と幹まわりも隈なく探してみたがおらず。ガサゴソ枝をかき分けていたら、お腹のデッカいコロギスがボトッと落っこちた。
「うん!?アンタ、まさか食べた!?」
ギンシャチホコ幼虫は、また明日にも探してみることにした。強運と思えるあの幼虫が、そう安易と死んだりしないはず、と願っている。
オドリハマキモドキの四国型をした繭が葉裏にあった。時期としては少し早い気もする。
同じコナラの日陰に、ヒメジャノメ♂。かなり新鮮な姿。
ジャノメチョウ類の目玉模様には、催眠術のような何か妖力のようなものが潜んでいるような気もする。じっと見つめていて飽きない。
午後3時過ぎ頃から曇り始め、雨と落雷が頻発するようになった。風も出てきてまさに嵐だ。
写真家の友人とzoomで会話して終了間近に、落雷がひどくなってきたのでと告げた瞬間、ブレーカーが落ちてしまった。
幸い停電にはならなかったので、漏電遮断器の操作で電気は回復した。この暑さの下で停電は厳しい。
うちは井戸水だから停電になると水も止まるので飲料水以外に、シャワーもトイレも使えなくなる。
落雷が長く続くのでカメラを西の空に向けていたが、狙っている時に限って画面の隅に落ちた。