2021年07月13日

スカシバのカップル

三股町

朝一番、ライト飛来の居残り組に、オオツバメエダシャクのオスがいた。
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年に多くて二、三回ほどしか出会えないし、名前通りシャクガ科の中でも特大なので思わず駆け寄ってしまう。

居残り組には、ノコギリクワガタのオスも。
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午前中、快晴。ジリジリ照りつける陽射しの下、家庭菜園の地面近くをゆっくり舞うカップルを発見。
最初はてっきりムシヒキアブ類かと思ったが、近寄ってみれば、
オオモモブトスカシバの交尾カップルだった。
作物の上に着地するも落ち着きがなく、すぐに飛び立ってはまた足場を探して降下する、ということを繰り返した。なので、こちらはカメラを構えたまま慎重に追いかけ続けた。着地しても数秒間で2、3カット撮影するとすぐに舞い上がってしまい、最後には上空高くへと消えて行った。飛ぶ時は体の大きいメスが主導し、オスはぶら下がっているだけのようだった。写真画面の右側が、メス。
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ヘクソカズラに虫こぶを作るヒメアトスカシバであれば、交尾カップルを見る機会は多いが、それ以外のスカシバ科ではほとんど観察したことがない。ちなみに、オオモモブトスカシバはカラスウリやキカラスウリに虫こぶを作り、幼虫は虫こぶの中で育つ。うちの周辺ではキカラスウリに大きな虫こぶが多い。

コナラのギンシャチホコ幼虫(7齢)は、今日も元気。
葉の硬い主脈まで綺麗に食べ尽くす。食欲はますます旺盛になったようだ。
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午後になって天候が急変し、激しい雷雨となった。
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posted by やまかます at 17:22|