三股町
午後3時
ニイニイゼミの鳴き声が隣の林から聴こえて来た。
そのあと、うちの林からも。夏本番の気配すぐそこまで来ている。
ヒメジョオンで盛んに吸蜜をする、アオスジアゲハ。
余程、空腹だったのだろう。
ダンゴムシ探しで庭の落ち葉をめくっていたら、イネクロカメムシが出てきた。
濡れて黒光りしていたので、最初はゴミダマかと勘違いしそうになった。
コガネムシの体色は、光の当たり具合や、個体差もあるようで、単純な金緑色とは限らない。
午後になって陽射しが出始め、久々に青空も拝めた。そうなると、青空バックの写真をと、天空にレンズを向けたくなった。
仕事の縛りもあって、自宅フィールドで過ごすことがずっと続いている。遠出をして訪れたいフィールドもあるけれど、定点観察に徹している。