三股町
午後3時半頃から小雨となった。
クヌギの梢にまとわりつくように飛翔する甲虫が、窓から見えた。
おや?クワガタムシだな。大きさやシルエットから、ノコギリとわかった。早速、クヌギのところまで出向いてみれば、すぐに見つかったのは、中型サイズのヒラタクワガタ♂だった。
大きな幹をゆっくり一周しながら樹液の出ているところを丹念に見ていくと、ノコギリクワガタの交尾カップルがいた。
あとで写真を拡大してみると、コクワガタらしき2個体のお尻も写っていた。
ササについていたアブラムシコロニーに、アミメアリが集まっており、よく見れば、モンクチビルテントウの幼虫もいた。
アブラムシを捕らえて吸血していた。モンクチビルテントウの幼虫は様々なアブラムシを捕食して成長できるようだ。
いったん歩き出すと、かなり早い動きを見せる。アリは触角で触れたりして関心を示すが、それ以上に干渉することはない。「なんだ?コイツ」と言い放ってすぐに興味を無くしてしまうようだ。