三股町
庭のサクラに放飼したオオミズアオ幼虫は、最初の脱皮をして2齢となり始めた。
分散したこともあるが、見つかる幼虫の数は激減している。当然、天敵の餌食になったものもいるだろう。
その桜の葉裏で先日見つけたのが、ギボシヒメグモの親子である。
本種はメス親が子グモに吐きもどし(スパイダーミルク)による給餌をすることで知られている。
数年前、偶然にもその瞬間を撮影することができて、それ以来、ギボシヒメグモの観察には気を配っている。
親子の群れは、肉眼では何かゴミが付いているの?くらいしか見えないが、慣れてくると遠目でもすぐにわかるようになる。
今朝も枝を引き寄せてメス親を撮影してみると、お荷物を背負っていることに初めて気付いた。
これはもしかして寄生バチの幼虫だろうか?
ほぼ終日、曇り空だったが、束の間の陽射しの下、玄関前のサツキにミヤマカラスアゲハのオスがやって来た。この後、時間をおいて吸蜜に来ていたが、その時はキアゲハも一緒になった。
サツキの雄蘂と雌蕊。
雄蕊をよく見てみると、花粉が溢れ出し、粘着糸で垂れていた。まるで納豆のように糸を引いている。