三股町
ヤマアジサイの葉上で、オオチャバネセリが「吸い戻し(reimbibing)」を何度も繰り返していた。
写真はお尻から水滴を垂らしているところ。
糞はおそらくスズメが落としたものだろう。このところ、巣場所を巡って諍いが続いており、番い数組が追われ追いかけをこの場所の上空で繰り返している。
オオチャバネセセリが吐き出す水滴は止まることがない。いつまで続けるのだろうと気になった。水分補給もまた必要になるだろうか。
ナナホシテントウが抱えているのは、テントウハラボソコマユバチの繭。
繭を紡いだ幼虫はナナホシテントウの体内に寄生していたもので、幼虫が外に出てくるまで、テントウムシは何事もなかったかのように普通に振る舞っていた。でんぐり返ってもまだ脚を動かしていたが、いづれナナホシの命は絶える。
オオミズアオの幼虫たちは、庭のサクラで食欲旺盛の日々を送っている。まだステージは1齢。