三股町
濃い霧の朝だった。
そして、梅雨の中休み。陽射しがキツいけれど、日陰は風もあって心地良い。
ツバメの番いが二組、我が家にやって来た。営巣場所を探しており、うっかり玄関を開け放っていると部屋まで入ってしまって、外に出すのに一苦労した。スズメも巣場所を求めてあちこちを覗き込んでおり、こちらも一度だけ部屋に入ってしまった。スズメは巣箱をかけてやれば、騒ぎも収まるのだけど、かと言って巣箱はもうこれ以上増やせない。
ツバメは巣材を咥えて何度も飼育室に出入りしていた。飼育室は半屋外なので、営巣場所としてはちょうど良いはずだ。昨年はスズメが営巣した。ツバメには是非とも営巣してほしいが、さてどうなるだろうか。過去14年間、一度も営巣していないのだから、そこが気になる。
さて、庭の西にあるクヌギの剪定をした。冬の頃からずっと樹液が出ているのだけど、そこに覆い被さっている枝葉を整理した。
すると、ヒラタクワガタのオスがいた。大きさは中型。九州ではノコギリクワガタと並んで、昼間でも活動している。
冬から観察している庭のコガネグモは、そろそろ亜成体かその一つ手前のステージだろうか。かくれ帯が一箇所足りない。
午後6時。霧島山。明日からまた雨になりそうだ。
やり残していた観察路の草刈り作業を1時間半ばかりやっておいた。暑さが堪えるようになってきた。