三股町
玄関前のノアザミに来ていたメスグロヒョウモンのオスは、おそらく昨日と同じ個体なのだろう。
警戒心は強く、こちらが片足をちょいとずらしただけでも、プイっと飛び立ってしまう。
けれどすぐに戻ってくるし、よほど空腹のようでストローを忙しく動かしていた。これなら背面から翅を広げた姿が撮影できるだろうと、岩になった心境でカメラを構えてみた。
このところ、庭を舞うチョウの中で一番多いのが、スジグロシロチョウ。
プランターに植えてある二十日大根に盛んに産卵しており、すでに幼虫数頭も育っている。卵は過剰に産卵されているので、いづれ餌不足に陥るだろう。
イヌビワで日光浴をしていた、カラスアゲハ♀。このあと、俊敏に飛び立ちカラスザンショウの高い梢に姿を消していった。
アカメガシワの樹液は、サトキマダラヒカゲ、クロヒカゲ、オオスズメバチ女王、などで賑わっていたが、コクワガタもいた。樹洞の隙間に潜り込んだので、ちょいと外に出てもらった。
自宅林観察路の草刈り作業の続きを1時間ほど行った。草やササが生え伸びる勢いは、梅雨に入ってからさらに加速している。刈り取る労力も半端ではないが、それに加えて刈り草の片付けはもっと大変。しばらくは刈りっぱなしで放置しておくしかない。