2021年05月15日

繭なし、繭あり

三股町

クマイチゴの熟した果実が目立ってきた。近所のお散歩叔母さんが、田んぼの向こうでこっそりつまみ食いしている姿に思わずニッコリ。
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クマイチゴの葉を食べるシロオビナカボソタマムシの姿も多い。今がピークだろうか。
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アカメガシワの朽木倒木の樹皮をめくると、アリの幼虫部屋だった。アリの種名は調査中。
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アリには繭を紡いで蛹になるものと、繭を省略する種類があるということを改めて知った。
繭を紡ぐ、例えばクロヤマアリなどは、蛹から羽化した新成虫は自分で繭を破ることができないので、ワーカーなどに外から破ってもらうようだ。そんな手間が要るなら、いっそ繭を省略してしまおう、巣内はワーカーが守っているし、ということだろうか。

posted by やまかます at 17:39| ハチ・アリ