三股町
午前9時半
まだ蕾のナルコユリ。
葉上には真っ黒なヒゲナガクロハバチがいた。あとでわかったのだがオスである。
お尻を上げた格好でじっとしている。何をしているのだろう?
ふと目線を下げてみれば、茎ではメスが産卵中だった。産み込まれているだろう卵は、見えそうで見えない。
2時間後、再び覗いてみれば、おそらく先のオスとメスが交尾中だった。
ということは、メスは産卵を一旦中断してのことだろう。ならば、本種は多回交尾をするということだろう。
さらに4時間後、メスは少し下がった位置で産卵を再開していた。
ヒゲナガクロハバチは、去年の5月に観察した幼虫と同種であろう。
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350