2021年03月28日

クモとカメムシの狩りとは

三股町

アブラナの花がほぼ終わって、それと入れ替わるようにして、庭の草むらはカラスノエンドウで埋め尽くされるほどになってきた。一旦伸び始めると成長が速い。
0328_Z3288591.jpg


イヌザンショウの若葉には、アゲハ春型が産みつけた卵があった。
先週、メスが産卵に訪れているのを見ていたけど、その時は卵が見つからなかった。
0328_Z3288619.jpg



チガヤの枯れ草藪では、ヤハズハエトリ♀がケバエの一種を捕らえていた。
私が近寄ったせいで、糸を引いて宙ぶらりんになった。網を張らない徘徊性のクモでも、導き糸や命綱として糸を日常的に使っている。
0328_Z3288598.jpg


こちらは、蛾類幼虫を吸血する、クチブトカメムシ
口吻を伸ばして獲物を宙吊りにできるのは、獲物の体内深くまで細い口針が入り込んでいるためだろう。
獲物の体の隅々まで体液を吸い尽くす。
0328_Z3288602.jpg

posted by やまかます at 18:56| カメムシ