2021年03月19日

庭の木と花と虫

三股町

買い物ついでに都城市の公園に立ち寄ったのは30分ほどで、朝からずっとデスクワーク。
筆休め、肩馴らしに、庭で花と虫の観察をした。
うちの場合、庭というより山と表現すべきか。

イチイガシの根元を中心とした広い範囲の地面には、白い葉が敷き詰めたように落ちていた。
これはイチイガシの落葉だ。葉裏が白いのが特徴。
イチイガシ_W2191581.jpg

梢を見てみれば、新しい芽吹きが始まっている。更新のため古い葉を落としているのだろう。硬い葉っぱは、どれもヨレヨレになっている。
イチイガシ_W2191592.jpg


オドリコソウの開花も始まった。
オドリコソウ_W2191577.jpg
オドリコソウ_W2191640.jpg


キランソウは明るい林床の南斜面に多いが、花つきの賑やかな株を探してみると意外に少ない。
キランソウ_W2191608.jpg

おしべの先に、黄色い花粉が目立つ。いづれじっくり撮影したい花の一つだ。今日はヒゲナガハナバチの一種が訪れていた。
キランソウ_W2191620.jpg


カラスノエンドウの花外蜜腺には、クロオオアリが来ているが、日差しがなく気温も低めのためか、どのワーカーも動きが緩慢。
クロオオアリ_W2191635.jpg

アルファルファタコゾウムシの幼虫が、シロツメクサの葉を食べていた。
アルファルファタコゾウムシ_W2191643.jpg


こちらでは、カラスノエンドウの花を暴食していた。
花を食べたせいなのか?体色が桃色になっている。ウンチもいっぱい!
アルファルハタコゾウムシ_W2191681.jpg

ヤブキリの幼虫も多数、草間を跳ねていた。
ヤブキリ幼虫_W2191701.jpg



小さな花3種。その一つが、ハナイバナ
ハナイバナ_W2191631.jpg

同じムラサキ科でよく似た、キュウリグサ
キウリグサ_W2191678.jpg

スズメノカタビラ
スズメノカタビラ_W2191707.jpg


枯れ草で休む、ツマグロキチョウ
ツマグロキチョウ_W2191687.jpg

ノイバラには、ナナフシの幼虫と、
ナナフシ幼虫_W2181571.jpg


ヒメクロオトシブミ
ヒメクロオトシブミ_W2181569.jpg


写真全て、 OM-D E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 18:14| 草花