三股町
小松菜の花に来ていた、コアオハナムグリ。
これまで、アブ、ハチ類で賑わっていた花園に、趣の違う虫の姿がいかにも新鮮に写った。
家庭菜園の小松菜は花期が長く、訪花虫の観察にはお誂え向きだ。
動きの激しい虫の時は、望遠マクロが有利だが、コアオハナムグリのように一箇所でゴソゴソやっているような、あんまし動き回らない被写体では、標準マクロを使うようにしている。
コアオハナムグリの写真は、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを使用。
ちょうどこの時ツマキチョウ♀も飛来したので、そのままのレンズで撮影。
本来なら望遠マクロを使う場面だが、レンズ交換している暇も無かった。
なぜか小松菜には寄らず、ナズナとホトケノザで吸蜜していった。
都城市
公園に植わっている、大きなヤマザクラ。
高い場所で咲いているせいか、近くを歩く人々はほとんど気が付かないようだ。一人として振り仰ぐことなく、足早に樹下を通り過ぎて行く。
ちょうどメジロが6羽来ていて盛んに花蜜を吸っていた。それなりに騒がしいのだが、その囀りも届いていないようだ。
ぼんやりメジロの動きを眺めていたら、通り掛かった一人の女性が、
「山桜が咲きましたね。山桜も良いですよね、ほんと」と私に話しかけてくれた。