都城市
公園の遊歩道上に落ちていた、ウラギンシジミ。
そっと翅を広げてみて、翅表の紋様からメスだとわかった。
右うしろ翅は大きく欠けており、これは鳥に襲われた痕跡ではないだろうか。
ここ数日の陽気に誘われて、木陰の越冬場所から飛び出したのも束の間、そこには獲物に飢えた鳥たちが待ち構えている。
成虫越冬のウラギンシジミ、冬を越せるのはその多くがメスであるらしい。
となると、このメスは昨年の秋のうちに交尾を済ませていたのかもしれない。
植え込みの茂みに入れば、少しは安心できるらしい。
ピタリと歩みを止めた私をジッと見つめる、ジョウビタキのメス。
しばらくは、こうして見つめ合っていた。
2021年02月25日
越冬明けのウラギンシジミ
posted by やまかます at 20:40| チョウ