三股町
昨夜、屋内廊下の壁にいた、ハマキガの一種(ウスコカクモンハマキか?)。
洗濯物にでも紛れて入ったかな。ずいぶんと新鮮な姿。
庭のサクラの枝先についているムネアカアワフキ幼虫巣から、
透明な滴が溢れそうになっている。
幼虫巣は石灰質でできた巻貝みたいだが、体の柔らかい幼虫にとって頑丈なシェルターになっている。
もっとも、小鳥たちはこれをクチバシで打ち砕くのだから、完璧な防御壁とも言えない。
中に潜んでいる成熟幼虫が外に姿を現し羽化するのは、来月後半あたりから。
ちなみに、ヘラノキについている、タケウチトゲアワフキ幼虫巣でも、キラリと光る滴が確認できた(都城市)。
今日の日中は20度を超えて春日和。シャツ一枚で過ごせるほどの陽気の中、
昆虫の活動も盛んだった。
飛んでいる蝶は、モンシロチョウをはじめ、キタキチョウ、ツマグロキチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ルリタテハ、テングチョウ、イシガケチョウ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ。
我が家の庭では、イタドリハムシが地面近くをやたらと飛び回っていた。
ヒヨドリの、盛んにフライキャッチする姿も目立った。
昨日、気になっていたハマヒサカキの生垣をもう一度丹念に探してみると、
オオミノガのミノが、新たに2つ見つかった。もっと時間をかければさらにいそうな気もするが、少ないことには変わりない。
(2月22日、撮影)