2021年02月22日

春のチョウ

三股町

午後1時24分。
庭を舞っていたモンシロチョウのメス。アブラナの花を次々と訪れては吸蜜していた。
モンシロチョウZ3223943.jpg


昨日、上米公園の傍でツクシ採りをしていたら、目の前をコツバメが飛んでいた。はっきり翅表のブルーが見えたあと、
一緒にいた嫁さんがすかさず、
「チョコレート色のあのチョウは、何!?」 と聞く。
あまりにも一瞬の出来事だったので、お互いそれぞれ、翅の表と裏しか見ていない。
すぐに探したけど、消えた先はわからずじまい。まだキブシの花も開いてない。

「コツバメがもう出ているよ。早いなあ〜」と呟けば、
「白いのや黄色い蝶は、もう庭でよく見るけど」と嫁さん。
「あのね、コツバメは早春限定の蝶で、モンシロチョウやモンキチョウたちとはまた、別格なんだよ」

さて、今日もまた公園通いが続く。
休日、平日ともさほど人出があるわけでもないが、散歩する人は少なからずいて、人目のある場所での待機というのは、
これはこれで疲れる。
挨拶を必ずする方、そうでない方。こちらもできるだけ「散歩してますよ〜」のオーラを纏うよう努力し、さりげなく挨拶を返す。
かと言って、先日のように別の観察に没頭したりすると痛い目にあうから、神経は程々に集中させておかねば。

キリ〜コ〜、キリ〜コ〜♫

清々しい囀りに目を向けてみれば、太い嘴が鮮やかなイカルがいた。
イロハカエデの新芽をしきりと啄んでいた。かなり警戒心が強い鳥で、距離を縮めることができない。
写真は少しトリミングしている。
イカルZ3223998.jpg


アオサギが長い枝をくわえて運んでいた。もう営巣を始めたのだろうか。
高い樹上に消えたあと、また同じ方角へと飛び立って行った。
アオサギZ3224019.jpg


自宅駐車場のコンクリート塀に、ペタッと張り付いていた、エダシャク蛾の仲間。
同定はまだできていない。春型なんだろうか、この蛾もかなり早い登場のような気がする。
エダシャクsp-2046.jpg


posted by やまかます at 20:08| チョウ