三股町
畑の畔ではスイバの花茎が立ち上がり始めている。
その葉っぱのところに、うんちの「しわざ」があった。
「しわざ」を目印に、そっと葉っぱをかき分けると、いました!
ベニシジミの幼虫。
もうでっぷりと肥えた、緑色型の終齢幼虫。
昨年の暮れに『うまれたよ!ベニシジミ』(岩崎書店)を出した。
昔から私はこのチョウが好きで、機会あるごとに撮影していたから、
この本の企画が決まって以降、撮り足した写真はわずかで済んだ。構成もずっと前から頭の中で温めていた。
写真撮影をしているときには、どんな本のどこのページに入れようか、などと想像を膨らませていることが多い。
いやそうでないと、後々困る事になる。
『うまれたよ!ベニシジミ』は絵本なので、ページ数も限られ写真点数も少ないけれど、ベニシジミへの思い入れをこの一冊にギュッと込めたつもりだ。
都城市
尾羽の先端が赤い(緋色)、ヒレンジャク。
様々な木の実を啄むけれど、ヤドリギの実にはよく集まる。
写真は水浴びを終えて、エノキの枝上で羽繕いをしているところ。
先週から観察しているヒレンジャクの群れは、9羽。
鳴き交わしを何度も聞いているうちに、群れがとる先々の行動も読めるようになった。
ヒレンジャクの撮影は今日で終了だが、
鳥の撮影については、まだまだ今年いっぱいは続ける。
さて、昨年は『虫のしわざ図鑑』(少年写真新聞社)、『うまれたよ!ベニシジミ』(岩崎書店)の2冊を刊行。
今年は、新たに虫の本を2冊出す予定で、刊行予定日が決まり次第、詳細を告知致します。
2021年02月16日
スイバとベニシジミ幼虫
posted by やまかます at 20:40| チョウ