三股町
チガヤの枯れ草をのぞき込んでいて、目があったツチイナゴ。
やけに黄色。
ウメの花も次々と開いているが、木によってだいぶ個体差があるようだ。
さて、庭にやって来るミヤマホオジロの撮影は、初めの頃はリビングの窓から行っていた。
これは楽チンではあるが制約も多いので、今年に入ってから屋外にブラインドを設置してある。
飛来する時間帯はほぼ決まってはいるものの、日によって微妙に前後するし姿を見せない日もある。
そこで、囀りを聴いてから窓越しに様子を窺い、
「お!来たな」というタイミングでブラインドに入るようにしている。
ミヤマホオジロが採餌する箇所は日によっても違うが、ブラインドを二箇所に設置することで対応している。
それ以外の場所だと諦めるかしかない。
あらかじめカメラはブラインド内に設置しておき、客間の窓からそっとブラインドに滑り込むのである。
そのため、窓から移動する私の姿が鳥たちから死角になるよう、黒いシートで壁を作ってある。
事件事故の鑑識捜査の現場をブルーシートで覆っている光景が報道TVニュースに出るけれど、まさにアレ。
匍匐前進してブラインドの背面から潜り込む。少しでも音を立てたらアウト。鳥までの距離は3メートルそこそこだ。
見張りが一羽でも止まり木に残っているとこれもダメ。群れがみんな地面に降りたことをしっかり確認しておく。
私が学生時代の頃から鳥の撮影も始めたことなどは、明日にでも書いてみようかと思う。