三股町 自宅林
ルリビタキのオスがやって来た。
昨年の冬(1月18日)、近所の藪でオスを見かけたが、それっきりだった。今年に入って、つい先日、オスを一度だけ見かけ、それも自宅林の藪だった。それなら、きっとまた会えるはず。
彼らの習性を知っていれば、どういうタイミングで出会えるか予想もつく。
オスと入れ替わるようにして、数分後にはメス(若鳥かも)もやって来た。
ルリビタキは所沢市の雑木林で撮影する機会があったが(1995年1月)、あれからもう26年!!
当時、毎朝、雑木林に出掛けてやるべきことは、まずは朽ち木をナタで叩くことだった。
「コーン、コーン、コーン」
太鼓の如くできるだけ派手な音を立て続けていると、数分もしないうちに、林の奥からルリビタキ♂が
「待ってました!」とばかり、私のすぐ近くまで飛んでくるのであった。
落ち葉の上にあぐらをかいて、私はまるで岩になり切っていた。
そんな日々を繰り返し、ルリビタキの様々な姿を撮影した。
瑠璃色の姿に心ときめいた時間が懐かしい。
という話は、以前にも一度書いたような、、、、、。