三股町
午前8時半。
谷津田の周回農道を歩いていると、ジョウビタキのメスが出迎えてくれた。
「やあ!おはよう」
眩しくて眩しくて、フォーカス合わせも慎重になったが、ジョウビタキからすれば私の姿がしっかりと見えていたことだろう。
寒い中、羽毛を膨らませて防寒は万全。
自宅林の池まで戻ってみると、池の水がすっかり凍っていた。
これは滅多にない事で、流石に今日の冷え込みは半端では無い。
氷の表面の模様はいかにして出来たのだろう?
あれこれ想像しながら、しばらく、スケートリンクのようになった池を眺めていた。
崖から生えていた細枝に、トックリバチ類のしわざ、があった。
育児用の泥壺だが、まるで工芸品のようでもあり、しばし足を止めて見とれてしまう。
撮影した後で分かった事だが、壺の表面にはギンメッキゴミグモらしい、小さなクモがちょこんと座っていた。
壺を反対側から眺めてみれば、小さな穴が空いていた。
どうやらこれは、寄生バチが脱出した痕ではないだろうか。
2021年01月08日
トックリバチsp.のしわざ、寒気?のしわざ
posted by やまかます at 20:45| しわざ