自宅林の椎茸ほだ木は、イチイガシの根元に並べてある。
ここは年中、日陰になる。
そのイチイガシの梢は目線の高さからあって、葉裏の様子など観察し易い。
今朝、椎茸を覗き込んで顔をあげたら、すぐ目の前に、
ウスキトガリキリガ、がいた。
幼虫の食樹は、モモやツバキ、ボケ、など。
午後1時半。
キャラ、キャラ、と囀りながらヤマセミが上流へと飛び去ったあと、
川幅20メートルほどのど真ん中、孤島のような石の上にカワセミが佇んでいた。
よほど満腹していたのか、上空を時折警戒して見上げるほかは、ほとんど動かない。それが実に長い。
午後2時。
あまりにも動かないので痺れを切らし、川岸伝いに近づいてみた。
笹藪の死角を利用して距離を3分の1まで縮め、そっと覗いてみた。
ちょうどその時、木漏れ日がスポットライトのように、カワセミに降り注いでくれた。
ようやく、メスだと判った。
E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
EF400mm F5.6L USM
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