2020年11月06日

オオテントウとモンキツノカメムシ

延岡市 愛宕山

気温は高めだが、今朝は雲が広がり今にも雨が降りそうな気配。
朝一番で愛宕山に登り、ベニツチカメムシ集団の様子を見ていると、
すぐ近くに、モンキツノカメムシ♂がいた。
近似種のエサキモンキツノカメムシに比べると、遭遇頻度はかなり低いカメムシだから、すぐにピンときた。

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このあと、12年前、初めてこの愛宕山に来てベニツチカメムシを見つけた場所に移動。

「オヤ?こんなとこにホウライチクが、あったんだ!」

12年前はベニツチ探しのことで頭が一杯だったため、うっかり見落としていたのだろう。
ツノアブラムシのコロニーがびっしりとタケノコを覆い、そこに、オオテントウがいた。
大量の黒い糞、そしてコロニーの空隙は、オオテントウの大食いを物語る。
成虫は全部で3頭いた。3頭とも色は浅く肌色に近い。

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アブラムシの排出する甘露が雨の如く振り落とされており、
オオテントウの体表にもベッタリ、溜まっている。
とにかく大人しいテントウムシだ。近寄っても全く動じることが無い。

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甘露を吸い上げ、お腹がパンパンに膨れたアリ達。トビイロケアリだろうか?
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今回もまた、延岡市内のスーパーに立ち寄り、北浦獲れの鮮魚を買った。
イギスのアラは、鍋物に合う。控えめ出汁味で、ゼラチン質たっぷり。

E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350×2
posted by やまかます at 20:13| コウチュウ