2020年09月27日

オオカマキリモドキとヒラタミミズク

秋晴れで、日中の気温は30度まで上がった。日差しがジリジリと皮膚に突き刺さるようだ。

三股町、上米公園の坂道を登る。

昨年はここでは熟柿が全部、収穫されてしまい、柿に集まる昆虫の観察ができなかった。
今年はどうなっているだろう、と様子を見に行ってみた。

今年は人の手が入っておらず、思わずホッとする。

さっそく梢を見上げれば、ゴマダラチョウが来ていた。これは期待できそうだ。

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そして、オオカマキリモドキも3年前と同じようにいてくれた。
やあ!久しぶり。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350

3年前、ここではヒラタミミズクの羽化殻(ぬけがら)を見つけていた(下記事)。
スクリーンショット 2020-09-27 19.33.24.png


きっといるはず!と随分探したけど、これまで見つからなかった。けれど、今日は探し始めてすぐ!
2メートル先、ツバキの葉表にヒラタミミズクの成虫を発見。
このあたりでは簡単には見つからないが、案外、探し方次第かもしれない。
網などを使った採集法を駆使して調べれば、もっと見つかるように思える。ほとんどルッキングだけに頼って探しているのだから、いるいない、多い少ないを、語れる立場には無い。
昆虫を知るためには、採集という手法が極めて重要であることは、広く理解されるべきである。


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日暮れどき、
庭仕事をしていたら、チガヤの葉上にヤホシホソマダラがいた。腹部がでっぷり、メスだろうか?


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E-M1 MarkU   M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 21:02| アミメカゲロウ