ツルボが花盛りで、訪れる虫は圧倒的にハチの仲間が多い。
ヤマトアシナガバチとオオフタオビドロバチ。
まさに、はち合わせ。
ミカドトックリバチ
他には、ニホンミツバチ、ハキリバチの一種、エントツドロバチ、など。
ルリモンハナバチの姿はなかった。
彼岸花に陣取って獲物を待ち伏せているのは、ハラビロカマキリ褐色型。
3時間ほど粘ってみたけど、チョウたちにはカマキリの姿が見えているのだろうか、
射程距離内には決して近づかなかった。カマキリのいる花だけを、どのチョウも避けているように見えた。
それでも、カマキリの止まっている場所の地面にはクロアゲハの翅の残骸が落ちていたから、チョウにも油断があったのだろう。
3時間のうち、一度だけ、花に来ているハヤシクロヤマリを捕らえて食べていた。
最初、右前脚で取り押さえて食べていたが、別のアリが来ると空かさず、左前脚でこれを捕らえた。まさに二刀流。
まあ、アリ程度では腹が満たないだろうけど。
アリのおやつを食べたあと、鎌の手入れ。
ハラビロカマキリを見張っている間、足下近くにいた、ヒメアカネ。
すぐ背後のクヌギ樹液にやって来た、ゴマダラチョウ。
ハラビロカマキリの狩りの瞬間を撮影しておきたかったが、叶わなかったのは残念。
天候も次第に崩れて小雨が落ち始めた。
E-M1 MrakV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO