2020年09月15日

カヤキリのメスは、大きい!

谷津田をグルっと取り巻く農道は、一番奥近くでアラカシの倒木が道を塞いでしまって、はや1ヶ月経った。
そのため、人は何とか通れるが車は通過できず、普段でも通行量が乏しい道がゆえ、
倒木の位置から前後の道までも台風の影響が重なって、道幅がどんどん狭くなっている。

道は人が通わなくなるとたちまち荒れて、道は消えて行く。

谷津田の周回道路はチョロ の散歩ではメインコースだったが、チョロ が亡くなってから歩く頻度がめっきり減ってしまった。まるでそれと呼応するかのように、荒れて消えていく道。

そんな道幅の狭くなった場所で、カヤキリ のメスがいきなり目に飛び込んできた。
草間に潜んではいるが、とにかく大きい。カヤキリの褐色型は初めて見たと思う。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

強引に摘んでみる。噛まれたくないが故、力が入り過ぎ。

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EOS-5D MarkV  EF24mm F2.8 IS USM 270EXU

アラカシ倒木を何とか迂回して抜けると、そこのササに、ゴイシシジミが集まっており、
ササコナフキツノアブラムシの甘露を吸っていた。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


谷津田の手前、公民館の外れの草はらには、タテハモドキが3頭、狭い範囲に屯っていた。
新鮮な姿の秋型と、擦れて貫禄ありの夏型とが混じっていた。
まだしばらくは、夏型と秋型の両者が見られる。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ツノトンボ幼虫群は午前中まで昨日と変わらずだったが、昼前にザア〜っと降った雨のせいか、さらに半数以上が姿を消した。

付近の地面を探してみれば、辛うじて一頭、朽ち木裏側に潜んでいる幼虫が見つかった。
すでに隠蔽偽装を施しており、これではいよいよ見つけるのは難しくなる。

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EOS-5D MarkV シグマ50ミリマクロ 270EXU トリミング
posted by やまかます at 20:07|