午前6時。
居間のカーテンを開けると、窓の向こうに、イノシシが駆ける姿があった。
畑の真ん中を斜めに横断し、やがて農道に出た。窓からの距離は50メートルほど。
EOS -5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM
思いっきりトリミングしてみた。メスのようだ。
イノシシが歩いたコースに赤線を入れてみた。画面右奥から左へと移動。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ハイレゾショット
土がむき出しの畑には一筋の足跡があって、そこを辿るように歩いていたので、もっと早い時刻にどこかへ出掛けた後、帰りの途中だったのかもしれない。
今年の2月、ほぼ同じ場所でオスを目撃しているが、その時もほぼ同じようなルートを辿っていたのを思い出した。
カラムシの葉裏でハラビロカマキリ幼虫が獲物にかぶりついていた。
「うん?何だろう」
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
回りこんで覗いてみれば、複眼をかじられているラミーカミキリ、だった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3
南九州地方は今週中にも梅雨明けになるようだ。
コガネグモの姿は次第に減ってきて、ラミーカミキリの活動もそろそろ終盤に入っている。
梅雨明けを待ち焦がれている一方で、もう少し観察しておけばよかったと悔むのも毎年のことではある。
そして、このところ、カマキリ達の終齢幼虫の姿が目立ち始めた。