2020年07月26日

狸のため糞とチョウセンベッコウヒラタシデムシ

午前9時04分。

朝から降っていた雨が止んで、雲の間からわずかな青空と、霧島山の山容が浮き上がった。
午前中は曇っていたが、午後からは時折、日射しも出るようになり蒸し暑くなった。

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E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ハイレゾショット

ヤブガラシで吸蜜する、クロアゲハの♀。
うちの周辺では少ないこともあり、アゲハ類の中ではオナガアゲハについで、撮っている写真の数も少ない。
ヤブガラシで撮影したのも初めてかと思う。クロアゲハは好きなチョウだが、これぞという良い写真もない。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

数日前から観察している、コガネグモの巣を見に行ったら、近くの路上にタヌキのため糞があった。
よく見ると、スクミリンゴガイの貝殻の残骸がたくさん混じっており、そこにチョウセンベッコウヒラタシデムシが来ていた。

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E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3

チョウセンベッコウヒラタシデムシの体はピカピカで、かなり新鮮な個体だ。

昨日、探して見つからなかったアカギカメムシだが、今日、4齢幼虫の群れを見つけた。
このアカメガシワは、『わたしはカメムシ』(ポプラ社:2014)の裏表紙にある写真と同じ木。

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どうやら、産卵したのはだいぶ前のようで、先月の末〜今月初め頃かと思う。

posted by やまかます at 20:45|