2020年07月09日

雨の合間

先月末にはマインの中で蛹だった、タゲトゲハムシ

今日の午後3時過ぎ、雨が止んだので見に行ってみれば、とっくに羽化したようで、新成虫が並んでいた。


タケトゲハムシZ7092600.jpg

マインの中に残っている抜け殻は終齢幼虫のもので、蛹の抜け殻が見当たらない。
羽化したときに、抜け殻もくっつけたままマインの外に出たのだろう、と思う。


イシガケチョウZ7092632.jpg

E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

イヌビワの樹上高くを舞っていたイシガケチョウ

その姿を目で追いかけているうち、迷うことなく葉裏にペタリと貼りついた。
しばらくして雨も降り始めたので、このまま明朝までここで過ごすのだろう。
よほど風が強まらない限りは。

イシガケチョウとイヌビワはとてもお似合いだ。

幼虫期をイヌビワで過ごすことを知っているから、余計、そのように映るのかもしれないが、
イヌビワの薄い葉の質感が、イシガケチョウのレースのような翅とも相性が良い。


posted by やまかます at 20:05| コウチュウ