頭の回転が鈍くなったときは、体を動かすべし。
日差しはキツいが、草刈り作業を行ったのは、昨日、午後2時からのこと。
今日からしばらく雨が続くので、その前に片付けてもおきたかった。
体を動かすうち、何かしら閃くこともあれば、ただ疲れるだけに終わることもある。
後者だったとしても、気分転換になればそれでもいい。
刈っていく先々に、キリギリスやヒメギスが避難していく姿があった。
午後5時には、作業終了。
こってりとバテてしまい、布団に入って読書もそこそこ、すぐ爆睡。
さて、先日、庭のクヌギ樹液レストランは寂しい、とは書いたけど、
昨日はカブトムシを筆頭に役者の顔ぶれが少し増えた。
カブトムシ、ゴマダラチョウ、カナブン、オオスズメバチ、ヨツボシオオキスイ、ハエ類、、、、。
オオスズメバチは落ち着きがなく、カブトムシを追っ払ったはいいけど、すぐに去ってしまった。
オオスズメバチが去ると、カブトムシの天下。
けれど、後から割り込んで来たカブトムシのメスに対して、オスは攻撃的ですぐに追い出してしまう。
よほど腹を空かしているのか。
ゴマダラチョウは長いストローを器用に使うので、まさにソーシャルディスタンスをとっているおかげで、カブトムシの機嫌を損ねることはほぼ無い。
カブトムシとゴマダラチョウが向かい合わせになっているところへ、上空から羽音が聞こえてきた。
「お!新参者、登場か」
と、期待を込めて見上げれば、シロテンハナムグリが樹上を颯爽と舞い降りてくる。
が、途中で羽音がピタリと止んだ。
「あ!コガネグモの網に掛かった」
あっという間に、糸でグルグル巻きにされて,
「お一人様、キャンセル!です」
「こちらは、クモの巣網レストラン、でございます」
隣に並ぶコナラの茂みには、一回り大きいカブトムシのオスがじっと潜んでいた。
「ワイは、夜勤めやから、起こさんといて!」
少し離れたもう一本のクヌギ樹液は、先日紹介したように、もっぱらノコギリクワガタ族で、貸し切り状態。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
今日は、大雨。
ほぼ終日降り止むこともなく、そして夜になってからは雷と風も出てきた。
2020年07月03日
樹液レストラン〜客の顔ぶれ増えたけれど
posted by やまかます at 22:14| 樹木